IFRSでは、原則として、全ての子会社を連結することが求められる。従来の日本基準においては、重要性の低い子会社は連結から除外することが可能であったが、IFRSでは一部の例外を除いては除外することが難しくなる。
従い、従来連結子会社でなかった子会社についても、連結決算を組むことが耐えうる体制にすることが必要となる。
本書は、IFRSを適用する企業が、連結決算のプロセスにおいて「自社で用いる連結パッケージに、どのような情報を盛り込むべきか」という実務上の問題点を、組替仕訳やフォーマットなどの情報を示すことで解決することを目的にしている。
本書の主なコンテンツ
IFRSの概要と連結手続の体系
会計方針
収益認識
工事契約
棚卸資産
金融商品
のれん
有形固定資産
投資不動産
借入費用の資産化〔ほか〕