財務戦略の策定支援
連結売上高800億円以上の規模を持つ上場メーカーである対象会社は、2030年までの中長期経営計画にROEの大幅改善を掲げていたが、現状は低迷していた。さらにPBRは1を大きく下回り、資本効率も課題となっていた。2030年に向けた中間ステップにあたる次期中期経営計画の策定にあたり、「資本効率経営」への方向転換を検討していた。
私たちが提供したValue
・財務の専門家として、お客様のビジョン実現を阻む課題を分析/特定
・経営者のパートナーとして、集中討議をリードし財務戦略策定を全面支援を実施
・経営の当事者として、多様な資金運用戦略や関係者の利害関係を最適にマネジメントし、資本効率経営、積極的な株主還元・成長投資方針への変革を推進
具体的な支援内容
現状の把握と分析
対象会社の課題を以下と特定
・ベンチマークと比較して資本効率が低水準
・棚卸資産の積み上がりが原因でCCCが長期化
・デットファイナンスの活用に消極的で、成長投資へのレバレッジが抑制的
集中討議
・財務戦略策定に向けた集中討論を実施
・ベンチマーク比較により課題のボトルネックを特定し、各種KPI目標を設定
・業績目標と財務戦略の整合した目標水準の確認
実行支援
・各種指標を一つ一つ最終確認
・弊社の簡易財務モデルを用いて、短期間で試算をサポート
・綿密なシナリオ分析のもと、株主還元および成長投資の方針を策定
開示と株価改善
・弊社が支援した財務戦略が中期経営計画の一部として開示
・開示後の株価大幅上昇に貢献